2月下旬〜冬芽の観察いろいろ



 先週末、近所の桜の様子を見がてら歩いていたら、チェーンソーのけたたましい音が聞こえてきました。音の方へ行くと、いつも通る大きなマンションの桜並木が一斉剪定されていました。並木道に横付けされた数台のトラックには、すでに山積みされた桜の枝。側面には「何某グリーンサービス」の文字。大きな切り口にべったり塗られたオレンジ色は、きっとトップジンMペーストでしょう。

もうじき咲くのに勿体無いこと。なんならその枝、休眠挿し用にもらってもよろしくて??

このような文言が喉から出かかりそうになりましたが、もちろん本当に口にしたらただの不審者です。涙を呑んで足早に通り過ぎます。

ああ⋯⋯なんて勿体無い。


そんなわけでこちら、件のソメイヨシノの冬芽です。

2026/02/20

今にも芽吹きそうですがまだ硬いですね。こうして並んでいると、丸い花芽と細く尖った葉芽の違いが一目瞭然です。

一部の枝が縦に傷ついているのはチュウゴクアミガサハゴロモの産卵痕でしょう。彼らは細く柔らかい枝に見境なく卵を産み付けます。うちでも一昨年、去年とイロハモミジを中心に猛威をふるい、犠牲になった小枝は数知れず。困ったものです。


自宅の挿し木桜の今後の予習も兼ねて、エドヒガン系枝垂れ桜も観察してみました。枝垂れ性の樹木は枝先の観察が間近でできるところがいいです。

2026/02/20


ソメイヨシノほど冬芽に丸みがありません。若干膨らみが大きいかな?という芽が花芽なのだろうと思います。


続いて我が家の植物たちの様子もお届けします。


2026/03/01

枝垂れ桜は順調に芽を膨らませています。ゆっくりゆっくり成長し、ようやく葉っぱらしき形が見えてきました。水やりのタイミングに気を遣う日々です。
2026/03/05

鉢土には先日買ってきたゼオライトも混ぜ込んでみました。本当は中粒が欲しかったんですが、あいにく最寄りのホームセンターには細粒クラスしかありませんでした。詳しい事情は今後記事にする予定ですが、結論から言うと、このゼオライトは私の希望には合わないことが分かりました。ゼオライトそのものが問題ではなく、ゼオライトの種類選びの失敗でした。次からは妥協せず、希望通りのものをネットで取り寄せることにします。ひとまず沢山余っているので、挿し木にも使ってみようかなと思案中です。


2026/03/01

ミズナラはまだ芽吹く気配はありませんが、一部の枝先は緑に変わってきています。去年も本格的に葉が出たのは4月頭でしたから、わりと遅起きな性格という印象です。




そして紫陽花たちですが、なんと今年は、西洋アジサイが一番乗りでした。

2026/02/23

枝先の多くはまだ冬芽のままですが、地際の芽が吹いてきました。対して他の株は目立った動きがありません。分からないものですね。


次に芽吹きそうなのはエゾアジサイ「雪てまり」ですね。冬芽が割れて中から緑色が覗いています。さすがニワアジサイ系、寒さに強いです。

2026/03/05

写真の脇芽と頂芽はいい具合に充実していて、上手くいけば咲くのでは⋯⋯?と思っています。まだ花を見たことがないので、今年お目にかかれればとても嬉しいです。


その他ホンアジサイ、ヒメアジサイはもう少しで芽吹きそうに見えますが、まだ動きは鈍いです。




2026/03/12 ヒメアジサイ
ヒメアジサイ頂芽


特にホンアジサイとヒメアジサイは、一部の冬芽が乾燥しているのが気になります。水切れさせたつもりはないのですが⋯⋯寒風に当たりすぎたのでしょうか?今までにない変化です。

近所の地植えホンアジサイを観察したところ、同様の状態の芽が多く見られました。うちだけではないようです。


全く動きがないのはヤマアジサイ「瀬戸の月」です。親株だけでなく挿し木の株も同様に動きがありません。

枝を見るかぎり生きているのは確かですが、芽も枝もひんやり感がなく乾燥しています。つまりはまだ眠っていて、中に水分がほとんど含まれていないと推測できます。



以上、ベランダの植物たちの観察でした。

枝垂れ桜の予想外に早い芽出しには驚かされました。紫陽花に関して、西洋アジサイ以外は平年よりやや遅れて芽吹きそうです。

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