ミズナラをどんぐりから育てた記録
というわけで、今回はミズナラを発芽させ1年間育てたことについてお話しします。
ミズナラはどのようにして発芽するのか
11月頃実るミズナラのどんぐりは、地面に落下した時点で発芽し直根を伸ばします。このようにしていち早く地中から水分を確保し、本体は殻の中で冬を越します。翌年春に殻を破り、本格的な成長が始まります。
ちなみに、どんぐりの子葉(双葉)は「地中子葉型」と呼ばれるタイプで、一見するととても葉っぱには見えません。殻の中に折り畳まれたナッツのような見た目をしていて、春に本葉を出してから夏頃までの栄養タンクの役割を担っています。
ミズナラどんぐり、本葉展開までの記録
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| 2025/11/03 |
植木鉢(赤玉土・鹿沼土・腐葉土)に蒔く組と、水苔を敷いたタッパーに入れる組に分けました。しかし水苔タッパー組はカビてきてしまい、1月に入った時点で植木鉢組に合流させました。振り返ってみると、大人しく土に撒いて放置した組が一番調子が良かったです。
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| 2025/01/08 |
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| 2025/01/15 一つだけ芽がでてしまい、やむなく室内管理にしました。 |
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| 2025/02/09 |
どんぐりは一つ一つ別々の植木鉢に蒔くことをおすすめします。同じ鉢にまとめて蒔くと、始めこそ管理が楽ですが、後々成長してからの移植が困難です。ミズナラは直根性で、休眠時以外に根をいじられると弱りやすいです。横着せず別々のスペースを用意してあげましょう。
陽当たりのいいベランダに置いて、ほぼ毎日様子を見ていました。効果のほどは不明ですが、乾燥ハイゴケで根元をマルチングして防寒・乾燥対策を施しました。水やりは10日に一度くらい、土を軽く掘っても乾いているのを確認してからたっぷりあげました。
まだ根っこだけの状態であまり変化がないかと思いきや、日増しに殻が割れて子葉が開いていくところが見られ、なかなか面白かったです。
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| 2025/03/22 |
ぱっかりと開いた子葉の間から、ついに本葉のお目見えです。命の芽生える瞬間は、いつ見ても良いものです。
結果として、6粒中5粒が芽吹きました。芽吹かなかったものは水苔管理で子葉を腐らせてしまったのが良くなかったと考えられます。
そして以下の写真は、間違って真冬に芽吹かせたうえ子葉も両方腐り落ちた株です。が、なんと最初に出していた芽は枯れ新しい芽が吹きました。正常に子葉が揃った株より葉が小さく生育も遅いですが、胚は損傷していなかったようです。
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| 2025/02/22 |
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| 2025/03/22 |
子葉の落ちた部分2箇所から幹が生え、株立のような樹形になりました。
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| 2025/03/26 |
夏の間もベランダで直射日光を浴びせていました。水切れによる葉焼けはありましたが思ったより耐えてくれた印象です。虫もほとんどつかず、唯一オビカレハの芋虫による食害がありました。
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| 2025/11/17 |
自生地では黄色でしたが、私の環境では赤く色づきました。肥料をほとんどやらず、日当たりが良かったからでしょうか。
年間で平均15cmと思ったより伸びなかったのは、自生地より遥かに暑く乾燥した環境であることが大きいのではないかと考えています。ただナラ系は発芽2年目からこそ急成長するという噂も耳にしました。来年が怖いやら楽しみやら⋯⋯。あまり大きくなられると置き場所が無くなるので、根切りや剪定など適宜行っていくつもりです。









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