枝垂れ桜の挿し木記録②(2025/07/01-09/11)
さて、前回桜の挿し木記録①(2025/05/08-06/17)の続きです。
どんどんいきましょう。
2025/07/01
6月中旬にして外気温34℃というとんでもない日が続いたので、先々週から桜の挿し木は屋内に引っ込めている。どのタイミングで外に戻すか悩ましい。このまま真夏に入るとほとんど成育できないし、かといってずっと屋内では日照が足りない。
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件の根無し桜のうち1本は一週間で脱落し、残り1本はなんとまだ生きている。挿し直してから今日で二週間経つ。新芽の枯れ込みが止まったように見えるが、果たして⋯⋯?後一週間してまだ生きていたら掘り起こしてみようと思う。
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2025/07/02
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掘り起こしてみたらカルスでボコボコしているものの発根はしていなかった。
発根済みで長い方の穂木は下の葉が枯れ落ち、地中の軸もところどころ茶色くなっている。あまり調子は良くなさそうだ。根元の土をどけてみると、以前発見した一本の根以外伸びていない様子だ。
2025/07/07
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根元が腐りかかっているように見える。
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2025/07/08
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今日見たらカビが生えていた。もうこの穂木は駄目だと思う。元の葉は全て落ち、新芽も一枚落ちた。残るは一本になった。
2025/07/13
この頃から毎日水やりに切り替えた。すると新芽がぐんぐん伸び始めた。今までの管理では水が到底足りなかったようだ。
2025/07/15
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昼間の6時間程度ケースから出し、通常の湿度に慣れさせ始めた。始めはすぐ葉っぱが乾燥して内側に丸まっていたが、徐々に落ち着いてきた。
2025/07/21
いつまでも挿し木用土のままでは根腐れすると思い、株周りの用土を掻き出し中粒中心のものに入れ替えた。
使った資材は
・焼成超硬質赤玉土
・超硬質鹿沼土
・腐葉土
・マグァンプk(大粒)
である。
挿し木用土を掻き出す際、何本かの根っこにぶつかった。ある程度根が充実しているのを確認できたので、花工場とリキダスを与え始めた。規定の6倍から始め、2週間ほどかけて3倍にした。この希釈液は毎日与えていた。
2025/07/23
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心なしか葉の色が濃く鮮やかになった気がする。
2025/07/27
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サーキュレーターを導入し、微風で至近距離から直に当てている。日差しは夕方の30分程度西日が当たるが、今のところ問題はない。液肥が効いているからか鉢内の通気性がよくなったからか、成長スピードがどんどん上がってきた。
2025/08/09
下の小さな葉だけだが蜜腺から蜜が出るようになった。エドヒガン系の蜜腺は葉の両脇に1つずつの合計2つだが、小さな葉には片方に1つしかつかないようだ。
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枝垂れ性ということで自立できないので、針金で軽く支えている。
2025/09/11
なかなか樹勢がつかなかったせいか、土に隠れた根元が裂け虫が湧いていた。傷んだところを削りトップジンM水和剤を散布して乾燥させたのち、トップジンMペーストで塞ぎことなきを得た。裂け目が発覚したのは蜜腺からの蜜が途絶えたことで異変を感じたさなかであった。蜜腺は桜の健康状態を知る重要な指標だとわかった。
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枝垂れ桜なのに幹が直立というのも味気ないので、緩やかな螺旋状に仕立てている。親木に近いサイズの葉ができ、蜜線からの蜜も安定して分泌されている。もうすぐ9月の半ばだが伸張が止む気配はない。これからどのように変化していくか興味深い。
(以上)
反省
・挿し木は弄らないのが鉄則だと知りながら、あまりにも掘り起こしたり抜いたりしすぎた。
・密閉挿しでも水やりは毎日行わなければならなかった。
考察
密閉挿しはそもそも桜の緑枝挿しには不適ではないかと考えている。というのも、6月末に入ってから紫陽花の緑枝挿しも行っていたのだが、記録の通りケースに入れて密閉挿ししたものと普通に外で管理したものとでは、明らかに外管理の方が発根が早かった。高湿度を保つことよりも、毎日新鮮な水に入れ替えることの方が重要と思われる。
また、密閉容器の中で高湿度を保つことで、根がないにもかかわらず穂木が芽を展開させてしまう要因になっていたと感じる。次に挿し木をするときは、密閉挿しではなく外管理で挑戦してみようと思う。


























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